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催眠と
寝取られ。
ジャンルとして
寝取られ全盛のいまでは、あたりまえのようにセットで使われることもあるシチュエーションだけど、商業作品でこの組み合わせをした先駆者的な作品がこれ。
信じられないことだろうけど、当時は催眠と
寝取られは合わないって意見もあったくらい(シチュとしての
寝取られが蛇蝎の如く嫌われていた時代だから)
催眠を扱っているけど、
寝取られというシチュエーションを徹底的に調べ上げていて「自分の知らない間に周りにいる女性に魔の手が忍び寄っている」という、
寝取られものチリチリとした焦燥感が味わえるのは、さすがいまにまでつづくBLACKRAINBOWさんの催眠寝取られの基礎があるね。
簡単にまとめると村越サイコーってことです。
以下ちょっとだけ続くエンディングの感想というか愚痴
個人的には村越にやられるBADENDで、ゆかりと裕未が単独で各々やられるENDがあるのに、Wで
両方とも一気に村越に奪われるENDがなかったのは残念。
夫が体調を崩したことにより、名家出身の人妻が自分が子供の頃から知っている
主治医に治療を依頼したことにより、マインドコントロール系の罠に堕ちていく。
最初から主治医に、全幅の信頼を置いているのと熟女ならではの欲求不満っぷりもあり、かなり危なっかしい。
女子高生の娘はいるけど、こっちのほうは主治医に対して、胡散臭さを感じてるので、距離を置いている。
信頼している人妻の方を落とすのも良いし、警戒してどちらかといえば嫌っているようなそぶりの娘のほうを落とすのも良い。
どちらにしても、夫の前でヤルだの、片思いの男子の前でヤルだのといった
NTR系では鉄板のシチュエーションもちゃんと完備している。
箱入りの令嬢が、まじめで将来有望な青年に見初められ結婚。
もちろん結婚するまで処女。
新婚生活の中で、まだまだSEXになれていないものの愛する夫のため一生懸命にSEXに慣れようとする妻の姿がいじらしい。
そんな幸せ家庭の典型のような夫婦が、ひとりの青年によって壊される。
一方的に妻瑞穂に惚れて、新婚家庭の寝室に盗聴器を仕掛けるなどのストーカー行為をしていた青年俊輔。
夫が一週間の出張に出ると知り、己のゆがんだ愛情を満たすため誘拐を決意する。
そして誘拐されてからの選択肢で、展開がいろいろと変わってきて瑞穂、俊輔、夫の孝志の3つの視点でさまざまに描かれる。
瑞穂と俊輔に愛情が芽生えたり、夫が寝取らせに目覚めたり、托卵みたいなことになったり。
短い内容にいろいろ詰まっててかなり良かった。
難を一つ言えば、以前同人ゲームの彼女の浮気現場の感想のときにも言ったけど、一週間とかそういう時間を区切っていたのなら、その時間をもうちょっと有効に使ってほしかったかな。一週間があっという間に過ぎるかなね。
でもそうすると、エンディングや途中の展開の幅が狭くなるからやはりこれは好みの問題かな。
廉価タイトルにしては、内容がギュウギュウに詰まった作品だと思います。
以下、寝取られとはまったく関係ない話
これの原画って李KPAだったのね。
むかしこの人の絵が好きで、この人が原画を手がけたエロゲーをよく買っていたもんだが、最近はご無沙汰でした。
一見整っているように見えて、色んな構図で描くとちょいちょいバランスが崩れるところが好きでした(褒めてんのか?と疑われそうだ)
新妻と誘拐犯