NTR★TIGER 2009年04月

509 名前： 恋人は名無しさん 01/12/13 18:35
歌舞伎町のカラオケに行っていた時のこと。
彼女と二人きりで、立て続けにデュエット曲を歌っていたら、
突然質素な格好のアジア系外国人っぽい３人組が
入ってきて二人とも羽交い絞めにされそうだった。
一応柔道黒帯の自分は難なくかわして蹴りをいれてから、
彼女を連れて、ダッシュでカラオケを出た。
そしたら最初の路地を入ってすぐの所に
追っての連中の連れらしいのが、７,８人たむろしていて、
挟み撃ちにされた。

相手方の何人かは刃物を持っていたし、
大人しく有り金と時計を出した。
でも、彼女を連れて行かれて、勿論止めようとしたけど、
ボコにされて、彼女は回された。

彼女はほんと、いい奴で、
自分があれだけひどい目に遭ったのに
俺のことを凄く心配してくれた。
俺としては状況がどうあれ、
あいつを守れなかった自責の念でいっぱいで、
しばらくは、気まずくてほとんど会わなかった。
それから、３ヶ月目くらいしてあれ以来初めて
あいつを抱いた夜、お互いあのことは何も言わないんだけど、
俺は強烈にあのことが気になった。
彼女は何も悪くないんだけど、
なんか妙に疎ましく思えて、凄く冷たくあしらうようになっていった。
一番俺がひどかった時に
決して本意じゃないと思うけど、あいつが、
「あなたがあの時助けてくれたら、私もこんなつらい目に遭わなくて済んだのに。
あなたさえ、守ってくれたなら」って言われた時、
俺たちは終わった。

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