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かつてはプロのレーサー、いまは平凡なサラリーマンの主人公の妻が高速道路で多重追突事故に巻き込まれて死んだ。 同じ事故で孫を失った大金持ちの美濃部から、じつは多重事故の原因は無謀な運転をする走り屋たちのせいであると知る。 そして美濃部から依頼されて、元レーサーという経歴を生かし走り屋として情報収集することになる。 とまあシリアス展開の話ではあるんだけど、この著者独特の文体せいでどちらかといえば軽いカジュアルなイメージになっている。 もちろんただそれだけでこのブログで紹介するはずもなく… 以下ネタバレ含む感想
復讐のため準備していたら、妻の遺品がでてきてその中のカメラから明らかな不倫のハメ撮り写真がでてくる。 美人の妻が、中年オヤジとのエグいシーンをみて一気に復讐心がなえてしまうのだけど、ストーリー的にこの時点で妻の妹といい感じなってきているので、不倫発覚もなんだよーという脱力感はあるが悲惨さはない。 これも上記の作者の文体によるところが大きいのかも。 ちなみに漫画版もあり、そっちだとハゲ中年の奉仕する美人妻のシーンがはっきり描かれているので、インパクト狙いならそっちのほうがいいね。
湾岸リベンジャー全2巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイスコミックセット]戸梶 圭太
青春物の趣きもあるホラー小説。 3つの章に分かれていて、1章(現在)2章(過去)3章(現在) 現在襲ってくる怪異として、昔死んだ友人が生きて帰ってきて自分の妻を 寝取られるという衝撃の展開から話は入る。 このブログに沿った内容は2章。 主人公のフカチこと深町、ヒロインのハルこと馬場晴美。高校生の彼らは仲間たち八人で仲良く高校生活を送っていた。 仲間の中で不良っぽいイケメン葛西が、死者を蘇らせる方法を手にいれたと言い出し、近所の酒屋の犬を使いその実験を成功させるが、そこの酒屋の息子がDQNのチンピラで犬を返せと執拗に迫ってくる。 時を同じくして、仲良しメンバーのなかでフカチはハルに片思いしていたが、ちょっとした勘違いで他のメンバーの男子と付き合っていると誤解する。 その誤解が解け、それどころかハルは処女でフカチのことが好きだと判明して、フカチとハルが仲直りする。その場面で、酒屋のDQNに襲撃されハルは拉致される。 そこから奪還にいくまでの臨場感はすごいのだけど、 まあ飛び切りの巨乳美少女がDQNに拉致されて数時間たつとどうなるかはご想像のとおりということで、現場に踏み込むシーンはホラー小説だったことを忘れるくらいに 寝取られマインドを刺激される。 しかし、ホラー小説としても怖さがすごいので、ぜひそっち方面でも読むことをおすすめする一冊です。
東南アジアのブルネイを訪れた日本人を乗せた飛行機が消息を絶つ。 その飛行機に乗っていた十五名の日本人、それぞれの母を捜そうとするヤクザものの宮田雷四郎と刑事の白田武秋(本人同士は知らないが、お互いの母親は知り合いで、ボルネオで散った夫たちの慰霊のために示しあってボルネオにきていた) さらに婚約者が行方不明の剣持雅晴。 その三人がともにブルネイに調査に向かう。 現地でどうも飛行機は隣国のマレーシアの、独立運動勢力がいる地域に向かったのではないかということを知った。さらにその独立勢力のリーダーは私設ハーレムを作るほどの、絶倫の女好きということも。 行方不明者のなかで女性は、日本の女優五名、会社員である剣持の婚約者と宮田、白川の母たちのあわせて八名。 まず単独で突入した剣持がみたものは、自分の婚約者と女優の一人が敵のリーダーに、性奉仕しているところだった。 さらにおぞましいのが、秘密基地は女性が少ないのに女優五人と剣持の婚約者はリーダーのハーレム入りしたので、あまった宮田と白川の母も基地の兵士に性奉仕していたということ。 むしろこの作品で一番描写が多かったのは、二人の母たちが陵辱されているシーンだった。 唯一の救いは、宮田と白川はあとから突入してきたので、己の母たちの悲惨な場面を見なくて済んだというところだけか。 ↓ ポチっとお願いします
表の司法、捜査機関が見逃している悪を、美貌の女性鷹見玲子とその玲子に心酔する現役司法関係者である裁判官、検事、弁護士などの闇の法廷のメンバーが新たに裁くというもの。 中編3本が収録された連作集。 【闇の法廷】田舎町で、造り酒屋を営む名士尾瀬慎一が自分の会社の従業員中畑成良の妻を強姦未遂と殺人放火の罪で捕まり、獄中で自殺した。 これにより、尾瀬の家は崩壊するのだけど、尾瀬の妻は狂を発し従業員だった中畑に陵辱されて、そのまま自殺。 尾瀬の娘姉妹、13歳の長女と5歳の次女は地元の料亭に住み込みで働きはじめるが、長女のほうが、そこを運営していてかつて父の友人沢田隆造の妾になる。 一年以上妾になり、沢田の子を孕んだりしたが、ひょんなことから沢田こそが父である尾瀬を陥れたのだと知る。 この悔しさを忍ばせた、苦しむシーンはすごいね。 【原罪】東北に大きな財閥を築いた鈴木三重之介が、無残な惨殺死体で発見された。警察が身辺を調べても汚点というものもなく、唯一欠点と言えば愛人がひとりいたくらい。なぜ殺されたがわからないままであったのを、闇の法廷のメンバーが調査に乗り出す。 そこでわかったのは鈴木が、異常性欲者であったということ。 自分の会社のパーティに、家族同伴で来なさいと通達して、グループ社員の家族を見定めて、好みの妻や娘がいる家庭を裏から崩壊寸前に追い込み、助けるかわりに妻と娘を自由にさせろとせまる。 ほとんどそういう家庭は、生きるか死ぬかまで追い込まれていたので苦しみながらも鈴木の申し出を了承する。 鈴木は相手の家に乗り込んで、その家の夫を柱などでくくり付けたあとに目の前で妻と娘を同時に陵辱する。 二家族のエピソードがかなり克明に描かれているけど、これこそこの本の 寝取り寝取られ成分の真髄だと思う。 ↓ ポチっとお願いします
柚木草平シリーズ9年ぶりの新作。 女性実業家秋川妃沙絵の中学生の娘瑠璃が、飛び降り自殺した。 その件を調べることになった柚木だったが、調査をしていくと事件の真相がとてもかなしく、恐ろしいものだったことを知る。 妃沙絵の夫であり、瑠璃の父親河合昭良はむかし殺人を犯し、服役出所していた。もう離婚もしてしまって、前科者でもあることから娘に名乗り出ることもせず、遠くから見守ることだけど日課にしていた。 妃沙絵は美人であったけど、腹黒いところもある野心家だったが、娘は顔立ちは母譲りの美人なのだけど、正確のよい子だった。 いつものように見守っていると、娘が高級ホテルに入るところを目にして、気になったので尾行した。 ホテルのエレベーターの中に一緒に入り、目の前に娘がいるという状況だったがそれでも我慢して名乗らずにいた。 娘はうれしそうに、ホテルのある部屋にいく。そこで父親がみたのは、部屋の中からドアをあける、IT企業の有名実業家星野だった。 後に真相がわかるのだけど、妃沙絵は自分の事業がうまくいっておらず、緊急に融資が必要だった。そのために以前からロリコン趣味がある星野に、中学生の娘を売り、そのかわりに融資を受けた。 そして瑠璃には、あるホテルに幼いころ別れた父親がまっているから、行っておいでと騙して。 ホテルの部屋に入って、初めて実の母親に売られたことに気付くが、そのまま星野の餌食になってしまい、その後自殺する。 父親の河合からしてみたら、エレベーターのなかで勇気を出して娘に名乗り出ていれば防げた悲劇。 壮絶なほどに悲しく、やるせない娘 寝取られだった。 ↓ ポチっとお願いします
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