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西村寿行 「犬笛」 

犬笛
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徳間書店 2007-10
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starゴールトン・ホイッスル(犬笛)で結ばれた父と娘と愛犬の壮大な物語

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話の筋としては、娘を誘拐された父親が飼い犬とともに娘を追いかけ
誘拐犯を探すというストーリー。

母親は心が弱く、しかも娘を産んだ後不妊になってしまったので必要以上に娘を溺愛していた。それが誘拐されてしまったことで、心を病んでしまい父親にしても娘を追いかけるために妻の世話ができないので、精神病院に入れる。

ある程度、娘の行き先が判明した父親が妻のところを訪れると、病んでしまったせいか、病院の青年医師に欲情をこもった瞳を向けている妻の姿があった。
何かが壊れたことを確信した父親は、そっと飼い犬である「鉄」に告げる。

「もう忘れるのだ、鉄」

娘を誘拐され、妻が壊れてしまった男の悲哀がただようシーンだった。



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[ 2009/10/17 17:01 ] 小説 | TB(0) | CM(0)

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