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怨霊孕む (徳間文庫)・あらすじ
南北朝後期。熊谷義直は桔梗ヶ原の戦に敗れ、伊那谷に落ちた。郷主を襲い押領するしか生きる道はない。栗野家を襲い、妻の真澄を略奪する。長子を斬殺したとき凶兆が現れた。以来、熊谷家は白い小児の貌の怨霊に蝕まれてゆく……長篇伝奇巨編。押領とは結局略奪のこと。
武士集団が、生き残るために大して武力を持たない半分農民のような領主を殺し、その妻や娘を奪う。もちろん男は皆殺しという鬼畜展開であるが、当時の力こそすべての世相を描いていてかなり生々しい。
その後奪った女の真澄と当主義直は心が通い始めるのだけど、そんな平穏なときに謎の山伏が現れて真澄に呪力による催淫性のあるマインドコントロールを施し、レイプする。
その場面をみた下女が義直に告げて…
と西村作品で定番の寝取り
寝取られ。
さらに寝取れて後の苦悩の様子もなかなかのシーン。
時代小説としてもかなりの良作ですので、NTR目的以外でもオススメの一冊かと。
やはり70年代80年代の作品は総じていいですね、西村寿行。
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